温泉卵 炊飯器の保温機能で作る編

温泉卵を自宅の炊飯器で

温泉卵を作るいちばんシンプルな方法は「温泉卵 カップ麺の容器で作る編」のように保温容器を使うやり方ですが、どうも仕上がり状態にムラがある気もします。


温泉卵ができる原理

温泉卵は、黄身が半熟で白身がゆるく固まった状態の卵です。卵は、黄身と白身で固まる温度が違います。黄身が70℃で固まるのに対し、白身は80℃以上にならないと固まりません。その温度差を利用し卵の内部を70度くらいにキープすることにより、温泉卵を作ることができます。

炊飯器の保温機能を使うと温度管理がラクです。炊飯器の保温温度は約70℃。温泉卵作りにはぴったりです。

沸騰したお湯を炊飯器に入れる→卵を入れる で、お湯の温度はだいたい70℃くらいまで下がります。保温機能でその温度をキープします。

材料

卵...3~4個(3合炊き炊飯器の場合)
熱湯...800cc程度

作り方

1. 炊飯器の内釜の半分くらいまで熱湯を入れる。
2. 内釜のお湯の中へ卵をそーっと入れる。ちょうど卵がかぶるくらいまでの水位が良いが、足りないようであればお湯を足す。

温泉卵を炊飯器の保温機能で作る

3. 保温機能をONにし、ふたをして30分待つ。時間が経ったら早めに炊飯器から取り出してください。

4. 完成♪黄身がいい感じに固まってます。お醤油やかつおぶしをかけてどうぞ。殻のままなら冷蔵庫で次の日までは大丈夫ですが、生卵の賞味期限関係なく傷みやすいので早めに食べてください。

おんたま完成♪かつおや醤油をかけてどうぞ


温泉卵メニューつきの炊飯器もあるようです。パン発酵や蒸し料理もできるのか...いっそのこと、甘酒メニューもほしいなあ。


温泉卵作りの専用器具も売ってますが、「○○専用」の道具はなるべく減らしたいかもです。


炊飯器は、温度管理したい料理にけっこう役立ちます。「炊飯器の保温機能で手作りローストビーフ」の記事もどうぞ。
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