風邪の引き始めにはホットワイン?卵酒?

グリューワイン(ホットワイン)

風邪を引き始めたら温かいものを飲んで体を温めて睡眠をとるようにしています。おかげで、最近は熱を出さずに回復することがほとんどです。

私が良く飲むのは、ホットワインと卵酒です。私はその時によってどちらかが飲みたくなるような感じですが、風邪の引き始めには、ホットワインと卵酒のどちらも効果があるようです。


風邪の引きはじめとはどんな状態?

のどや粘膜が風邪のウイルスや細菌に感染しかかっているような状態が、風邪の引きはじめです。のどが痛くて、体が冷えて、ゾクゾクと寒気がします。この段階でウイルスや細菌を食い止めることができれば、熱を出さずにすみます。

ここで風邪の原因に打ち勝つためには、体を温め、栄養補給し、殺菌することが大切です。うがいして、温かいものを飲んで、お風呂に入って(熱が38度以上に上がっている場合は体力が奪われるので入浴しないほうがよいそうですが)、速やかに寝ましょう。


卵酒は卵の白身にカギがある

卵酒は、温めた日本酒に卵を混ぜて作った甘い飲み物です。ホットワインも卵酒も、温かく甘いアルコールを少量飲む点は共通ですが、卵酒は卵(特に白身)が風邪に効きます。卵の白身にはリゾチームという酵素が含まれていて、細菌の細胞壁を分解し殺してしまうそうです。

卵酒

かんたん卵酒の作り方(1人分)

※牛乳を入れて飲みやすくアレンジしています。
日本酒1/2合(90cc)、牛乳90cc、卵1個、てんさい糖小さじ2(普通の砂糖でもOKです)をボウルに入れ、あわ立て器で混ぜ、混ざったらマグカップに入れます。鍋に湯を8cmくらいの水位で沸かし、鍋の中にマグカップを入れ、湯せんして鍋を加熱する。箸で混ぜながら、沸騰しないように弱火であたため、3分くらいで完成です。

卵酒を湯煎にかける
マグカップごと卵酒を湯煎にかける


ホットワイン(グリューワイン)も殺菌効果が見込めます

一方、ホットワインは、ワインで作る温かいドリンクです。グリューワインとも呼ばれます。ホットワインにふくまれるシナモンにも殺菌効果があります。オレンジ・蜂蜜・しょうがなどを入れるとさらに栄養補給や体を温める効果が高まります。

かんたんホットワインの作り方(2人分)

ワイン400ccにグリューワインの素(ティーバッグ)を入れ、数分煮て、最後にみかんのしぼり汁2個分を入れます。好みでてんさい糖大さじ1を足してください。(普通の砂糖でもOKです)
※本来はワイン一本にティーバッグ1つのようなのですが、そんなに量を飲まないのでワイン少な目で作りました。ワイン少な目でも、味のバランス的には大丈夫でした。卵酒はともかく、ホットワインは風邪の本人以外が飲んでもよさそうなので、レシピを2人分で掲載しました。

ホットワインの素(下記)の中身はシナモン、スターアニス(八角)、クローブ、こしょうなどです。本来、ホットワインはこれらのスパイスを入れて作ります。

そんなに大量に作るものでもないので、1パック買ったらお友達と分けてもよさそうです。

gluhfixティーバッグ

そして風邪にはビタミンCも良いらしい

冬の時期だと、みかんが一番てっとり早くくビタミン補給できると思います。ただ、極端に食べ過ぎると体を冷やしますので気をつけましょう。
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