昭和の台所

両国の江戸東京博物館に行ってきました。

この博物館には、ずっと昔の遺跡~江戸時代~近現代までの復元模型や収蔵品が展示されています。
写真を撮ってOKの場所や、触ったり中に入ったりして良い資料もあります。
中でも興味を持ったのが、戦後すぐくらい(1950年代)の台所。

ここで料理をするのは大変だっただろうな...
ガスは通っていたようですが、かまどでご飯を炊いていたのですか。
我が家のキッチンが狭いとかどうとか言っている次元ではないです。

昭和30年ごろの台所(江戸東京博物館展示)

江戸東京博物館で展示されていた、1950年代(昭和25年~35年頃)の台所。

この時代、炊飯器がやっと出始めた頃だそうです。


ところで、昔の台所って暗くてじめじめしたイメージがあります。
冷蔵庫が一般的でなかった時代、食べ物が腐りにくいように、家の中でできるだけ寒くて暗い場所に台所を置いたのだとか。
そう言われてみると、なるほど納得です。
私はつい、野菜だの乾物だの、なんでもかんでも冷蔵庫に入れてしまいますが、再考しようと思いました。
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