買い占めないで![日用品・食品]

2011年3月11日に起きた、東北地方太平洋沖地震の被災者の皆様には心よりお見舞いを申し上げます。

東京では地震でかなり揺れたものの、家屋の倒壊などの直接的な被害は限られたものでした。
ですが、首都圏での日常は、先週から一変してしまいました。
今まで経験しなかった大きな災害で、人々が不安になっています。
電力の需要が供給を上回ってしまうと言う頃で、地域をグループに分けて交代で停電させる「計画停電」も行われています。

地震後、いつも通り近所のスーパーに買い物に行ったら、売り場まで行列していて、まともに買い物できない状態でした。
家で無くなったものを普通に補充したいだけなのに、売り場からモノが消えてしまっていました。

品薄のもの

◎ガソリン
◎トイレットペーパー
◎ティッシュ
◎電池
◎パン
◎米
◎牛乳
◎懐中電灯
○ろうそく
○生理用品
○洗剤
○せっけん


停電したら、家に帰れないかもしれない、買い物ができないかもしれない、料理ができないかもしれない...
ということで、首都圏の人々は、食品や日用品を買いだめしてしまう傾向にあるようです。
災害対策になりそうな品目や保存が利くものが品薄です。
食品でも、冷凍食品、アイス、肉や野菜は手に入ります。

地震で高速道路が通行止めになったとか、被災地での生産が止まったとか、いくつか理由はあると思うのですが、 それにしても、モノがあまりにも無さ過ぎる。どうも、商品の補充はされているのですが、すぐに売切れてしまう状況のようです。

スーパーに行くと、お一人様◎点限り!の貼り紙がしてあります。
朝早くから行列している感じです。
見る限りわりとマナーが良いので、おとなしく並んでいますが、ちょっと異様な光景...
営業しているガソリンスタンドを発見したものの、車線をふさいで長い行列。前に並んでいる車を数えてみたら、敷地外にはみ出しているだけで80台以上ありました。

今日もスーパーに行ったら、パン屋で「最後の1個!買わないと無くなります~」という掛け声で、食パン(1斤)が売られていました。
節電で薄暗く、ほぼ商品が売り切れたパン屋で、唯一つ残ったパン。
無意識に「買わなきゃ!」と考えかけている自分がいました。
ですが、良く考えたら、我が家は2人暮らし。
食パンを買っても食べ切れなくて、冷凍して2週間で半斤(1袋)食べるのがやっと。
今わざわざこのパンを買わなくて良い!と思い直しました。

災害対策グッズや保存食って、本来は常日頃から買い揃えておくべきもの。
今になって皆が急にあわてて買うから、パニックになってしまうのです...
便乗値上げする業者も出ているとか。
不安ですが、あわてず冷静に考えるようにしましょう。
Amazonで「ぼったくり」とタグ付けられている商品一覧
カセットコンロ、電池などの商品がズラズラと並んでいます。(2011年4月時点)


そして、良いポスターを見つけました。燃料や物資を節約し、被災地の分を奪わないようにしましょう。
地震の影響による買い占め防止啓発ポスターまとめ [NAVER まとめ]

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